日時 | 平成26年10月18日(土)13:30~16:30(受付13:00~) |
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会場 | 島根県立大学出雲キャンパス(島根県出雲市西林木町151番地) |
テーマ | 「地域医療におけるヘルスケア専門職の役割」 |
実行委員長:吉川洋子(島根県立大学出雲キャンパス・学部長)
少子高齢化が進み、医療を取り巻く状況に大きな変化が起きつつあり、「病院完結型医療」から「地域連携型医療」にシフトしてきています。
地域における在宅医療の促進に必要な、施設間・職種間の連携、特に医療・介護に限らない生活全般を支える連携のルールやシステム作り、顔の見える地域におけるチームづくりなど在宅医療の充実や人材育成が課題です。
この度の学術セミナーは、地域医療におけるヘルスケア専門職の役割をテーマに企画しました。多くの皆様の参加をお待ちしております。
講師:猪飼周平(一橋大学大学院社会学研究科・教授)
座長:山下一也(島根県立大学出雲キャンパス・副学長)
コーディネーター:吉川洋子(島根県立大学看護学部・学部長)
シンポジスト:
「看護教育の立場から」辻村真由子(千葉大学大学院看護学研究科・講師)
「行政の立場から」中川昭生(島根県出雲保健所・所長)
「訪問看護の立場から」小田和子(訪問看護ステーションてれさ・所長)
693-8550 島根県出雲市西林木町151
島根県立大学出雲キャンパス内
FAX:0853-20-0536
E-mail:jamne-jimukyoku@izm.u-shimane.ac.jp
実行委員長 吉川洋子(島根県立大学出雲キャンパス 学部長)
平成26年10月18日(土)、島根県立大学出雲キャンパスにおいて「地域医療におけるヘルスケア専門職の役割」をテーマに開催しました。参加者は、看護師、医師、看護教員、一般市民及び学生など40名ほどの参加がありました。
特別講演は一橋大学大学院社会学研究科教授の猪飼周平氏より「地域医療におけるヘルスケア専門職の役割」と題し、これからの地域医療において生活モデルに立脚したヘルスケアの必要性について多角的な観点から講演をしていただきました。
シンポジウムでは「生活を支えるヘルスケア専門職を育てる」をテーマに、行政、訪問看護ステーション、看護教育での実践を通して3人のシンポジストからご発言をいただきました。行政の立場から地域包括ケアシステムにおけるヘルスケア専門職の役割と期待、訪問看護ステーションから訪問看護の現状と課題、看護教育の立場から新卒者等訪問看護師育成プログラムの開発とその効果などについて述べていただきました。
本セミナーが今後の地域医療のあり方について、また担い手として期待されている看護職の役割等について考える機会となり、参加された皆様の中で活かされることを願っております。