学術学会

第34回日本医学看護学教育学会学術学会のご案内

日時 2024年3月2日(土)
会場 和歌山県立医科大学保健看護学部(和歌山市三葛580番地)
テーマ ケアマインドを育み未来につなぐ
特別講演 宮下和久(和歌山県立医科大学学長)
「ケアマインドを持った医療人を育てる」
会頭 水田真由美(和歌山県立医科大学教授)
問い合わせ先 第34回日本医学看護学教育学会学術学会・事務局
〒641-0011 和歌山市三葛580番地
和歌山県立医科大学保健看護学部
電話:073-446-6700
Eメール:jamne34(at)wakayama-med.ac.jp
※「(at)」を「@」に変更して送信してください。

第34回日本医学看護学教育学会学術学会を終えて

第34回日本医学看護学教育学会学術学会
会頭 水田真由美

 第34回日本医学看護学教育学会学術学会は令和6年3月2日(土)に、和歌山県立医科大学で開催させていただきました。事前参加申込み224名、当日参加18名と多くの方々にご参加いただき、盛会に終えることができました。これもひとえに皆様のご協力とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

 今回のメインテーマは「ケアマインドを育み未来につなぐ」とし、医学看護学教育において、生命の尊厳や倫理観の涵養、信頼関係の構築のために、ケアマインドをいかに育むかを考える機会とさせていただきました。

 特別講演は「ケアマインドを持った医療人を育てる」と題して、和歌山県立医科大学の宮下和久学長にお願いしました。また、シンポジウムでは「ケアの心をいかに育むか」と題して、聖路加国際大学および認定NPO法人 健康と病いの語りディペックス・ジャパンの理事でいらっしゃいます射場典子様にシンポジストをお願いしました。もう一人のシンポジストには患者家族のご経験から「ガンが病気じゃなくなったとき」を出版され、いのちの講演家として多数のご講演をされております岩崎順子様にお願いしました。そして、和歌山県立医科大学でケアマインド教育を受け、現在、附属病院で看護師として勤務しています中田美祐様にケアの心を育むことを語ってもらい、皆様方とケアマインドをどのように育んでいくと良いかを考える機会となりました。

 一般演題は72演題の発表(口演30、示説41、誌上1)を5つの会場で行いました。いずれの会場においても参加された方との交流が活発に行われ、無事に学術学会の役割を果たすことができてほっとしております。学術学会の運営にあたりましては、不行届きの点も多々あったかと存じますが、何卒ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

 最後に本会事務局、本学術学会準備委員会のメンバーおよび協力員の皆様、協賛頂きました企業の方々にも大きな感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。