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『日本医学看護学教育学会誌』第22号 (2013年10月 1日発行)

デートDVの実態調査:背景因子と健康への影響について
A survey of the status of the date DV ( Domestic violence);Its underlying factors and adverse health effects

上杉有加1、大島麻美2、背戸美希1、田根なつみ1、藤井公美1、鈴木康江1、山根美智子1、藤田小矢香1、池田智子1、遠藤有里1、南前恵子1、笠城典子1、前田隆子1
Yuka Uesugi 1, Asami Oshima 2, Miki Seto 1, Natumi Tane 1, Kumi Fujii 1,Yasue Suzuki 1, Michiko Yamane 1, Sayaka Fujita 1, Tomoko Ikeda 1,Keiko Minamimae 1, Noriko Kasagi 1, Takako Maeda 1
1鳥取大学医学部保健学科、2博愛病院
1Tottori University Faculty of Medicine School of Health Science, 2Hakuai Hospital

概要(Abstract)

現在、夫・恋人からの暴力であるドメスティック・バイオレンス(DV)が10代、20代の若いカップルの間でも起こり問題となっている。大学生を対象に調査をし、学生のデートDVの実態とその被害者の自尊心と健康への影響や背景因子との関係などを明らかにし、デートDV被害者へのより効果的な支援、介入を検討する。
方法:大学生(1 ~ 4年生)304名を対象とし、自尊感情尺度、日本語版Index of Spouse Abuse、日本語版General Health Questionnare 30、基本属性、背景因子について無記名アンケート調査を実施した。
結果
1) 大学生1 ~ 4年の交際経験のある164名中21名(12.8%)が「DV陽性」と判定された。
2)家族からの一方的な暴力を受けた経験のある者、恋人が飲酒している者、一人暮らしの者はDV陽性のリスクが高い傾向が認められた。 3)精神的健康状況については、DV陽性者は一般的疾患傾向、睡眠障害、希死念慮うつ傾向のリスクが有意に高かった。また、自尊感情においてはDV陰性と比較したが有意な差は認められなかった。
大学生のDVの実態が明らかになった。DV被害者を受けた者は身体的・精神的健康に悪影響を及ぼしているという関連が認められた。DVについての教育、啓発とともに、被害者の発見・フォローアップ体制が必要である。

キーワード(Keywords)

ドメスティック・バイオレンス(DV)、デートDV、大学生
domestic violence(DV),date DV,university[ college] student

「学生を巻き込む」を取り入れた授業を受講した学生の受講体験に関する現象の検討
The Study on Exerience of the Student participated in the Class adopted roll together

西岡久美子1、中谷信江2
Kumiko Nishioka 1, Nobue Nakatani 2
1山陽学園大学、2山口県立大学
1Sanyo Gakuen University and College,2Yamaguchi Prefectural University

概要(Abstract)

本研究は、大学基礎教育の成人看護学(慢性期)の授業において、学生の主体的な学習を促進することを目標とし、「学生を巻き込む」教育を取り入れた学生の受講体験に関する現象を明らかにすることを目的としている。【方法】中井らの翻訳した「学生を巻き込む」教育のコンセプトの7つの原則を参考に、成人看護学(慢性期)の授業のうち、呼吸器、腎臓疾患など中心に、講義・演習・プレゼンテーションを用いた授業を8回実施した。授業終了後に授業を受講した学生のうち、A大学倫理委員会の承認のもとに研究目的・方法・倫理的配慮を説明し了解を得た7名を対象に、40 ~ 60分、半構成面接を実施した。面接内容は逐語録に起こした後、発想法を参考に分析した。【結果・考察】学生の受講体験は、「授業参加への楽しさ」、「意見を出しやすい雰囲気」、「課題と調整への戸惑い」「参加による省察」が「動機づけと学習行動」へと波及していた。また、「授業参加への楽しさ」の一方で、「今までと違うことへの戸惑い」が生じていた。教育とは、知識を教えることではなく、経験から学ばせることであり、看護学基礎教育課程においても同様に推奨されている。今回、楽しさと同時に反省的体験や戸惑いを生じさせることで、主体的な学習への意識や学び方について繋がっていることは明らかになった。今後は、学生の状況に合わせた授業内容の洗練化や他講義との連携など、検討する必要性が示唆された。

キーワード(Keywords)

看護教育、成人看護学、受講体験
Nursing Education,Adult Nursing,Learning from Experience

スヌーズレンが重症心身障害者の自律神経機能に及ぼす影響
The influence of Snoezelen on autonomic function in persons with severe motor and intellectual disabilities

北川かほる1、岩永誠2
Kahoru Kitagawa 1, Makoto Iwanaga 2
1島根大学医学部看護学科、2広島大学大学院総合科学研究科
1School of Nursing Faculty of Medicine Shimane University,2Graduate School of Integrated Arts and Sciences, Hiroshima University

概要(Abstract)

本研究の目的は、スヌーズレン環境が重症心身障害者の自律神経機能に及ぼす影響を明らかにすることである。研究方法は単一被験者計画とし、スヌーズレン活動・他の活動・再度のスヌーズレン活動の3期の活動中の心拍変動解析を行った。その結果、スヌーズレン室でのサイドグロー活動が多目的活動室でのサイドグロー活動より副交感神経系活動が低く、交感神経系活動が高かった。6か月後に再度行ったサイドグロー活動における2室の比較でも同様の結果が得られた。また、各活動をみると活動室感覚遊びは副交感神経系活動が低く交感神経系活動が高い、活動室サイドグロー活動は副交感神経系活動が高く交感神経系活動が低い、スヌーズレン室サイドグロー活動は副交感神経系活動と交感神経系活動がともに高い傾向にあった。3条件の活動中は自発的行動も多かった。以上の結果から、本事例の重症心身障害者はスヌーズレン室サイドグロー活動で交感神経系活動と副交感神経系活動がともに亢進したことがわかり、スヌーズレン活動は活動性を高めると同時に心地よい快適状態にもすると考えられる。また、スヌーズレン活動は行動観察に加え自律神経機能の評価が大切であることがわかった。

キーワード(Keywords)

重症心身障害者、スヌーズレン、自律神経機能
Person with severe motor and intellectual disabilities, Snoezelen, Autonomic function

若年性乳癌患者の外来化学療法期間におけるSTAS-Jを用いた疼痛の評価
―患者の日記と看護記録からみた継続的アセスメントによる疼痛コントロールの実際―
Evaluation of pain using STAS-J in a breast cancer patient's chemotherapy period 〜the pain control by a patient's diary and the continuous assessment of nurse's record 〜

新居富士美1、宮下 涼2、安部恭子3
Fujimi Arai 1, Ryo Miyashita 2, Kyoko Abe 3
1亀田医療大学 、2熊本赤十字病院、3産業医科大学
1Kameda College of Health Sciences, 2Japanese Red Cross Kumamoto Hospital, 3University of Occupational and Environmental Health Japan

概要(Abstract)

若年性乳癌患者の身体的疼痛を評価し、疼痛コントロールの実際を明らかにする目的で外来化学療法期間(平成19年4月18日~平成19年5月23日)におけるA氏の日記の痛みに関する記述および鎮痛補助薬の使用記録から、STAS-Jを用いて身体的疼痛の評価を行った。また、外来化学療法センターに専従している看護師が記録した看護記録を日本緩和医療学会のガイドラインに基づき分類し、適切なアセスメント、評価ができていたのかを検討した。疼痛コントロールの実際はA氏の身体的疼痛と看護師のアセスメントを照合して評価した。結果、STAS-Jの点数は平均2.86であり、殆どの期間で日常生活に影響する程度の疼痛が存在していた。薬物の用量が変更された翌日のみ、疼痛の緩和がはかれていたが疼痛増強に伴って継続的な疼痛コントロールはできていなかった。看護記録は疼痛部位や出現時間、増悪因子は評価されていたが強さの程度や日常生活への影響、服薬状況のアセスメントは未記載だった。看護師は疼痛コントロールの必要性を認識していたが疼痛に関する情報収集や評価が十分ではなく、A氏の疼痛緩和の継続には至らなかった。今後、看護師は薬物の容量変更後の疼痛評価、なかでも、痛みの強さの程度や日常生活への影響、服薬状況のアセスメントを繰り返しおこない、問題を焦点化するための看護記録の書式の準備や周知徹底等をはかって看護を提供していく必要がある。

キーワード(Keywords)

若年性乳癌、疼痛コントロール、STAS-J
a young woman of a breast cancer, pain control,Japanese version of the Support Team Assessment Schedule(STAS-J)

看護学生から看護師に至る就職前後の個人要因とストレス反応・バーンアウトの検討
−実習時と就職後3カ月目との比較−
A study of the individual trait, stress reaction, and burnout before and behind employment from student nurses to nurses.- Compare before and after at the time of employment three months -

岡本響子、岩永誠
Kyoko Okamoto,Makoto Iwanaga
広島大学総合科学研究科
Graduate School of Integrated Arts and Sciences,Hiroshima University

概要(Abstract)

本研究は、就職前から就職後にかけて同一対象者に対してパネル調査を行うことで、ストレス反応やバーンアウトを規定している要因を実習時と就職後で比較することを目的とした。就職直後は、新たな職場環境や人的環境に曝されることでストレス反応が高まり、充実感が低下し、効果的な対処を用いることが出来なくなり、ソーシャルスキルや自尊心が低下すると考えられる。そこで就職後の不適応に関係している要因を探るため、実習時のストレス反応やバーンアウト傾向から就職後のストレス反応やバーンアウト傾向をどの程度予測できるかについても合わせて検討することとした。
調査の結果、実習時と比べ、全体的に就職後はストレス反応やバーンアウト傾向が高まり、適応性が低くなることがわかった。実習時はソーシャルスキルの高さが適応性を高めていたが、就職後は適応性との関連が認められなかった。また、実習時はストレス対処が効果的に働かないものの、就職後は問題解決型対処と回避型対処が充実感に、情動焦点型対処が抑うつ反応に影響していることがわかった。実習時および就職後の自尊心はともに就職後の適応性を高めており、学生時代から自尊心を高めておくことがストレスの低減につながることが示唆された。

キーワード(Keywords)

縦断調査、新人看護師、就職前後、ストレス
panel survey, newly graduated nurses,before and behind employment,stress

高校生における月経教育の教育評価
Evaluation of menstrual education in high school students

池田智子、鈴木康江、前田隆子
Tomoko Ikeda ,Yasue Suzuki ,Takako Maeda
鳥取大学医学部保健学科
School of Health Science,Tottori University Faculty of Medicine

概要(Abstract)

本研究は、学校におけるセルフケア能力の育成を目指した月経教育を検討するため、高校生における性教育の一貫として月経痛対策を中心とした月経教育の効果と今後の課題を明らかにすることを目的とした。月経教育は、高校2年生28名に対し、月経随伴症状を理解し、適切な対処行動をとることができることを目標に行なった。主な内容は、講義形式で、月経の正常と異常、月経および月経随伴症状のメカニズムとその対策、月経痛と生活習慣の関連、対処法として薬物療法の種類と活用方法を説明し、マンスリービクス、アロママッサージ、ツボ刺激の体験を行なった。教育評価として、月経に対するセルフケアの認知、月経痛の状況、鎮痛剤の使用頻度について、受講前、受講終了直後、2 ヶ月後に調査した。高校生は月経随伴症状の対応として規則正しい生活を過ごし、自己の月経状況や症状を把握することは必要であり、症状に合わせて生活リズムを調整することは重要だと認識していた。一方、月経痛対策として39.1%が鎮痛剤を使用していたが、通常通り生活ができない可能性がある場合、鎮痛剤を使用した方がいいとした認識は低かった。月経教育を実施し、鎮痛剤を使用した月経痛対策に対する認知の変化がみられた。学校関係者と医療専門職者が連携した教育的支援は、正しい知識の提供として有効であり、今後は自分にあったセルフケアの方法を考え、実践する機会を効果的に行えるよう、さらに学校関係者と医療専門職者の連携内容を検討していく必要がある。

キーワード(Keywords)

月経教育、思春期、月経痛対策

小児看護学プレパレーション演習授業における有効な学習方法の検討
Effective Practice in Psychological Preparation in Pediatric Nursing

石舘美弥子
Miyako Ishidate
横浜創英大学看護学部看護学科
Yokohama Soei University Faculty of Nursing

概要(Abstract)

本研究は、小児看護において重要視されているプレパレーションの演習において、演習授業の進め方を変えた4年間にわたり、看護学生の自由記述による反応を解析し、学習目標の達成度に影響を及ぼした要因を明らかにすることで、今後の教育活動への示唆を得ることを目的とした。学生の記述は、【子どもの特性】【治療検査を受ける子どもの理解】【意欲と達成感】【戸惑いと気がかり】の4つに分類された。これらの質的、量的な解析の結果、それぞれの学習目標達成に関して以下の知見が得られた。①治療検査を受ける子どもの立場に関する学習目標については、紙芝居の作成といった主体的学習の機会をつくること、侵襲の大きい処置を含む幅広い事例を学習する過程で理解が深まることが示された。学生の主体的な学習を刺激する治療検査を選定し演習に取り入れることの重要性が示唆された。②子どもの発達年齢に応じた言葉と説明方法に関する学習目標については、達成が十分ではなかった。幼児モデル人形相手の実演では子どもの反応が得られないことに困難感をもつ学生がいたことからも、今後、学生のイメージを助ける演習方法の工夫が必要と考える。③グループ学習における各自の役割の適切な遂行については、紙芝居作り、総合実演を通した演習が主体的に進み、学生の意欲と満足感に繋がっており、これらが学生の能動的な学習行動に繋がることが示唆された。

キーワード(Keywords)

子どもへのプレパレーション、小児看護学、看護学生
psychological preparation for children,pediatric nursing education, nursing student

健康長寿の生活様式の検討
ー健康百寿者の語りからー
Studies of healthy long living lifestyles:The story of a healthy centenarian

松永智子
Tomoko Matsunaga
山口県立大学大学院健康福祉学研究科 健康福祉学専攻博士後期課程
Doctor course Graduate School of Health and Social Welfare Yamaguchi Prefectural University

概要(Abstract)

目的:健康百寿者のインタビューを通し、生活様式の特徴と健康維持のあり方を分析する。
方法:健康百寿者に対するインタビューを時系列ごとに逐語録に起こし、テキストマイニング法(Text Mining Studio version4.0数理システム)を使用した。このソフトを用いて、4回以上の頻度で出現した名詞、形容詞、動詞の分析を行い、「単語頻度解析」「ことばネットワーク分析」「注目語情報分析」を用いて分析を行った。その結果から、百歳に至る健康維持に寄与した生活様式を分析した。
結果:語られた年代別の名詞・形容詞・動詞の単語頻度解析では、出現頻度が最も多かったのは「行く」50回であった。「ことばネットワーク分析」では、各年代と共起する単語が抽出でき、語られた内容が外観できた。「0〜 20歳」では、芝居や習い事、東京に行ったこと、「21〜 40歳」では主に看病について、「41 〜 60歳」は東京、箱根へ出かけたこと、「61 〜 80歳」は万歩クラブに所属し活動したこと、「81歳〜現在」は、食事、医者のことに共起した単語が抽出された。「注目語情報分析」では「行く」に共起したのは、0 〜 20歳で、「嫁、兄、東京、お琴、おじいさん」であった。61歳〜 80歳で「万歩クラブ、歩く」が共起していた。「食べる」に共起したのは、21歳〜 40歳で「スープ」、81歳〜現在で「飲む、食べる、食べる+ない」が抽出された。
結論:健康長寿に至る生活様式の特徴として、本事例より足を動かす「活動」と栄養に注意した「食事」が百歳までの長寿を維持する要因として意識された行動となっていた事が明らかになった。幼少期に体験したライフイベントに加え、そのことを通して学習し習慣化された活動の仕方が、生活様式に組みこまれることによって百歳に至る健康が維持されていた。

キーワード(Keywords)

健康長寿、百寿者、生活様式、テキストマイニング
Healthy longevity, centenarian , a lifestyle, text mining

血糖コントロールが安定している2型糖尿病患者の自己管理に影響した体験
EXPERIENCES OF AFFECTING SELF-CARE IN MAINTAINING CONTROLLED BLOOD SUGAR LEVELS WITH TYPE2 DIABETES

古川佳子1、辻あさみ2、鈴木幸子2
Yoshiko Furukawa 1, Asami Tsuji 2, Yukiko Suzuki 2
1和歌山県立医科大学附属病院紀北分院、2和歌山県立医科大学院保健看護学研究科
1Wakayama Medical University Kihoku Hosipital,2Graduate School of Health and Nursing Sciences, Wakayama Medical University

概要(Abstract)

【目的】血糖コントロールが安定している2型糖尿病患者がこれまでの体験を振り返り語った内容から自己管理に影響した体験を明らかにする。
【方法】外来通院している2型糖尿病患者17名を対象とし、半構成的面接調査によりデータを収集し、質的帰納的に分析した。
【結果】血糖コントロールが安定している2型糖尿病患者の自己管理に影響した体験は、20のサブカテゴリーに類型化され、【知識の獲得】【否定的な思い】【肯定的な思い】【自分のもつ役割責任】【自分なりの目安】【療養行動の振り返り】【周囲の支え】の7つのカテゴリーが形成された。
【結論】看護支援として、患者が積極的に知識を得ようとする姿勢を認めること、知識の質を確認し必要に応じてアドバイスを行い、知識の質を担保すること、患者の抱く思いを十分理解すること、自分なりの目安を持ち療養行動の振り返りができるように支援すること、患者がいつでも支えになってくれるという認識をもてるように関わること、家族の協力があるからこそ自己管理ができていることを患者と家族に伝え家族の支えを強化すること、糖尿病教室や患者会など同病者との関わりがもてるような場を提供することが示唆された。

キーワード(Keywords)

2型糖尿病患者、自己管理, 体験
Type 2 Diabetes, Self-care, Experience

男性養護教諭に対する生徒の意識調査
A survey of the student's cognition about male yogo teacher

山邊穂嵩1、飯野矢住代2
Hodaka Yamabe 1, Yasuyo Iino 2
1神戸大学医学部附属病院、2元久留米大学医学部看護学科
1Kobe University Hospital, 2Kurume University School of Nursing

概要(Abstract)

本研究は中学生と高校生に対して、養護教諭の性別と配置、男性養護教諭の認識、保健室での対応を希望する養護教諭について意識調査を行った。独自に作成した質問紙を中学生67名、高校生61名(計128名)に配布し回収(回収率100%)した結果、養護教諭の性別については、半数の生徒が養護教諭は男女どちらでもよいと考えており、4割の女子生徒が女性の養護教諭を望んでいた。配置については、半数の生徒が男女一名ずつの配置を望んでいたが、4割の女子生徒が女性養護教諭を望んでいた。男性養護教諭の認識については、7割の生徒が男性養護教諭を知らなかったが、半数の生徒が増加してほしいと思っていた。保健室での対応については、「身体の悩み」「性の悩み」は同性の養護教諭に相談したいと思っていた。

キーワード(Keywords)

男性養護教諭、中学生、高校生、意識
male yogo teacher,junior high school student's,high school student,cofnition

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